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がれきを活用した森づくり、大槌町便り

2012 年 10 月 12 日

横浜ゴムは、岩手県大槌町が進めるがれきを活用した「いのちを守る森の防潮堤」を支援するため、4月30日に第一弾となる「千年の杜」植樹会を開催し、町民の皆様を含めた543名で3,391本を植樹しました。現在は第2期植樹に向けて、役場の方々や関係者の皆さんとともに活動しています。

「がれきを活用した森づくり、大槌町便り」では、第一期に植えた苗木の成長や町の復興状況、第2期植樹に向けて取り組んでいる活動を継続的にご報告します。

【第一期植樹の詳細はこちら → がれきを活用した森づくりの第一弾

 

■第一期植樹場所の定点観測

左から2012年2月:造成工事前、2012年4月:植樹マウンド造成工事中
左から2012年4月:植樹前準備、2012年4月30日:植樹当日
左から2012年5月、2012年6月
左から2012年7月、2012年8月
      2012年9月

葉の色が黄色っぽいものから、鮮やかな緑色に変化していく様子が伺えます。

 

■苗木の成長

植樹1ヶ月後 
植樹4ヶ月後

樹は確実に成長し、伸びています。

 

■復興状況

植樹が行われた4月の状況。住宅地跡は基礎が残っているのみです。

左から6月、7月、9月に撮影

雑草による緑の増加が変化として見えるだけで、目に見える復興の様子は見当たりません。

 

■町役場の状況

旧大槌町役場は、津波被災を受けたままの状態で今も残っています(2012年9月)。

旧大槌小学校校庭内の右手前にあるプレハプが仮役場です。

2012年8月6日から役場仮庁舎の建物が変わり、旧大槌小学校校舎が新しい仮庁舎となりました。

 

■第二期植樹に向けて

今後の予定について役場の方々と打ち合わせを行っています(写真左は大槌町長交えての打ち合わせ)。

将来の植樹用に地元の種を採取し、播種(種まき)から育苗を開始しています。